「結局、何リットルを選べばいいの?」
——初めての冷蔵庫選びでいちばん迷うのは容量ですよね。
まずは“家族人数 × 使い方”で当たりを付け、そのうえで設置スペースや扉の開き方、冷凍・野菜室の使い勝手をチェックすると失敗しません。
一般的には、二人暮らしは200~400L、3~4人は400~500L、5人以上は500L以上が目安。買いだめや作り置きが多いご家庭はワンランク上を選ぶと安心です。
失敗しない選び方のコツ
- 設置サイズ:幅・奥行・高さだけでなく、放熱のための“余裕”も必要。搬入経路(玄関・廊下・曲がり角)も事前に実測を。
- 扉タイプ:片開き(右/左)、観音開き(フレンチ)。通路が狭いキッチンなら観音開きが動線を邪魔しにくい。
- 冷凍/野菜室の位置:野菜をよく使うなら“野菜室まんなか”、冷凍ストック多めなら“冷凍室まんなか”。
- 省エネ&清潔機能:センサー自動節電や脱臭・除菌機能は日々の満足度に直結。買い替えほど電気代が下がるケースも。
家族人数別・2025年の“これ買ってOK”4機種
① 二人暮らし~小さめファミリーに:東芝 VEGETA GR-W36SV(356L)
- 幅60cmのスリムで設置しやすい3ドア。野菜室まんなかで出し入れラク。
- ドアポケットはワンタッチで6段階調整でき、背の高い調味料も収まりやすい。
- 外形寸法:幅600×奥行665×高さ1757mm。
② 3~4人家族の“バランス型”:日立 R-HX54R(540L)
- 冷蔵室全段をチルドとして使える**「まるごとチルド」**で鮮度長持ち。
- 幅65cmで据付けやすく、野菜のうるおいを保つ**「新鮮スリープ野菜室」**も搭載。
- 外形寸法の目安:幅650×奥行699×高さ1833mm。
③ 4~5人&冷凍ストック重視:シャープ SJ-MF55P(545L)
- 奥行63cmの薄型で通路を圧迫しにくい「Fit63」。観音開きで開閉スペース最小限。
- まとめ買いに効く大容量「メガフリーザー」、清潔に配慮したプラズマクラスター。
- 外形寸法:幅730×奥行630×高さ1838mm。
④ 5人以上・大容量プレミアム:パナソニック NR-F65WX2(650L)
- 全室**「ナノイーX」**で庫内を清潔に保ちつつ、AIエコナビが自動で節電。
- 冷凍室・野菜室がフルオープン引き出しで奥まで見やすい。
- 外形寸法:幅750×奥行745×高さ1828mm。
モデル | 推奨人数 | 容量 | サイズ(W×D×H) | 注目ポイント |
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![]() 二人~小さめ家族 |
~3人 | 356L(3ドア) | 600×665×1757mm |
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![]() 定番バランス型 |
3~4人 | 540L(6ドア) | 650×699×1833mm |
|
![]() 冷凍ストック派 |
4~5人 | 545L(6ドア) | 730×630×1838mm |
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![]() 大容量プレミアム |
5人以上 | 650L(6ドア) | 750×745×1828mm |
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どれを選ぶ?“使い方”で最終決定
- 作り置き・冷食ヘビーユーザーなら → SJ-MF55P のメガフリーザーが相性抜群。
- とにかく鮮度重視なら → R-HX54R の「まるごとチルド」でラップなし保存の出番が増えます。
- 省スペース最優先なら → GR-W36SV(幅60cm)で狭いキッチンにも入れやすい。
- 家族が多く買いだめ派なら → NR-F65WX2(650L)+AI節電で安心。
まとめ
容量は“家族人数+少し余裕”が基本。設置スペースと扉タイプを先に確定し、冷凍/野菜室の位置や清潔・省エネ機能で最終決定を。
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